シュレック2
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日本語吹き替え版だけど。(ノ∀`)
結論から言えば、かなり面白かった!(`・ω・´)
お姫様と王子様の話には欠かせない妖精が
実は魔法の秘薬で不正に二人をらぶらぶにしている
悪事の黒幕だ! っていうのはなかなか目の付け所が良い。
物語の平穏を作り出すためには、
怪物であるシュレックはバッドエンドを、
姫であるフィオナには相応しい王子を、と、
多少強引なやり方をしてでも路線を修正するのが正しいのかもしれないが、
登場人物にも選択肢があるのだ、と。
絶対的な存在であるはずのシナリオライター、作者=妖精が
作中の登場人物の反撃を食らって水泡に帰し、
物語自体は迷走をするが、それは登場人物達が勝ち取ったシナリオであると。
最終的に怪物の外見のまま、二人はハッピーエンドなのも
美男と美女のカップルだけが全てではないということで素敵。
そういえば、美女と野獣も結局は美女と美男になるしなぁ…。(笑
フィオナのお父さん、40年前くらいには美男と美女で
王子様とお姫様の物語をやりとげたであろう人も、
実はカエルで、妖精の力を借りて美談を成し遂げていた、というのも、
なかなか深いなぁと。
日本語吹き替え版では、濵田雅功氏がシュレックの声をあてているのだが、
まぁアリっちゃアリなのか…?
という感じではあるのだが、ロバのドンキーの声が山寺宏一氏であったり、
それなりの声優が周りを固めているため、一人だけ声が浮いていて、
どうにも微妙だなぁ…という印象。
字幕版でもう一度観てみたいと思います。(`・ω・´)