亡国のイージス
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分厚いのもそうだけど、最初にめくった時に驚いたのは
文が上下二段になってんじゃん!!
ということ。うわーこりゃすげぇ、と最初はちょっと尻込みしたのだが、
福井晴敏氏の「川の深さは」をその前に読破していたので
間違いなく面白いだろう、という思いから、ビビりはしたものの
結構すんなりと読み始められた。
#後になって知ったのだが、
#どうやら亡国のイージスは上下2巻になっている奴もあるらしい。
#私が読んだのは1巻にまとまっている奴だったので、
#文が上下段になっていたのかも。
結論から言えば、かなり読み応えもあったし、内容も凄い面白かった。
2転3転、4転5転くらいしちゃうストーリーもそうだが、
「亡国の楯」という主題をともなって投げかけられてくるメッセージ。
ページをめくる手を止めて、自分の胸に手をあててみたときに、
自分ならこれになんと応えるのか、というか応えられるのか?!
と、改めて考えさせられることがあった。
読み終えたあと、ズッシリくる本を手にとってみると、
よくまーこんだけ読んだなーと思えるんだけど
そういうのが気にならないくらい熱中してました! (`・ω・´)
映画版もあるらしく、キャストが気になるなーと思って見てみたら、
微妙に想像と違っていて、思わずウームと唸ってしまった。
中井貴一氏と寺尾聰氏は逆じゃねーかなーとか、
真田広之氏が合ってねーなーとか。
上映時間が4、5時間あっても表現しきれなさそうだし、
映画版がションボリそうなのは仕方が無い…のかな。
ビデオになったら観てみようかとは思いますが!
上映終了してるし!(ノ∀`)