神
|
イエス・キリストやゴータマ・シッダールタがそうであったように
生きてるうちにあーだこーだ言ったりなんだりしたことが種になり
後々の権力者に利用されたり、戦争の元になったりしつつ
それでもやっぱり、あちこちで色んな人々に祈られたりする、
そうなってようやく「神」と呼べるんじゃないだろうか。
ああくそ、偶像作るんじゃねーって言っただろ間抜けがァッ!
とか
だからおめーらに隣人を愛せっつったじゃねぇかボケェッ!
とか
とりあえず両頬を殴られろって!張り返すなって!
とか、彼らにも色々と思うこともあるかもしれないが。
…まぁそういうわけで、信仰される、神にされるというのは
生きたままではダメなんでしょうよ。死んでくれないと都合が悪い。
ぶつくさ文句を言ったり、セクハラをするようでは神っぽくない。
死人に口がないように、死人は絶対に無様なことをしないのだから。
ついでに、人々の記憶で美化されたりなんかしちゃうわけだ。
「僕は新世界の神になる!」ってのは今回でオジャンになったんじゃなくて
むしろこれで達成されたといえば、されたんだろうなぁ…。