信じる
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超常現象も信じるし、超能力とかもあるんだろう。
…とはいうものの、この場合の信じるは少し、遠い。
ヘラクレスオオカブトのことを図鑑で見て知っていて
○○諸島とかに住んでるんだろう、というのと同じだ。
要は、見たことはないけど居るんでしょ?という感じ。
霊というと、怖い、というイメージがあると思うが、
よくわからないから怖い、というのも含めて、
テレビなどでよく取り上げられる怖さのイメージ、
ホラー映画などの怖さ、
心霊写真などで「あんた憑かれてるわよ」といわれる、
そういう、霊に対するイメージがあるからだと思う。
それはいわば、災害や不運のはけ口にされるというか、
ホラー映画なんかはメディアの良いように操作されているわけで、
実情を知らずに、悪い面だけを見ているのではないだろうか。
人を問わず憑いたりなんだりするような霊は、
例えるならば何に対しても文句を言う人であり、
誰かを狙って憑いたりなんだりするのは、
例えるならばストーカーだ。
…微妙に脱線したが、
人間関係において「この人は苦手だ」という人が少なからずいるように、
「この人のおかげでここまでやってこれた」という人が少なからずいるように、
霊関係においても「この霊は苦手だ」「この霊のおかげでがんばれた」
というようなのがあるんじゃねーのかなーと。
煙にまくような言い方をすれば、
日本という国が、明日も存在し、来週も存在し、来月も存在するであろう、
その日本を存在させ続ける現象も眼には見えないし、見たこともないが
それでも急に日本が消えることはない。
そして皆は日本を信じて生きている。そんな感じ。
ちょっと失礼な言い方をすれば、
この日本には、日本人以外の日本人が住んでいて、
見た目には区別がつかない。
だが、話しかけるか、話しかけられると一発でわかる。言葉が通じないのだ。
しかし、なるべくなら彼らは見つけない方が良い。
見つけてしまったが最後、取って食われてしまう。そんな感じ。
もっと強く信じることができれば、
霊とか見えない私にも、見えたりなんだりするようになるのかなぁ…と思う。